コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別#16Photo:PIXTA

営業活動にChatGPTはどのくらい使えるのか?顧客とのコミュニケーションから宣伝に至るまで、さまざまな業界の現場で活用事例が多数出てきた。特集『コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別』(全32回)の#16では営業力の向上に効くプロンプト3選を公開する。面倒なメール作成を一瞬でしてくれるものから、商談のスキルアップに有効なものなどをそろえた。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

「週刊ダイヤモンド」2023年9月9日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

音声つきのAI接客員も近日登場か?
営業現場でのChatGPTの活用法方とは

 どんな業種であっても、売り上げにつながる営業活動は、企業経営の根幹を成す。前線に立つ営業マンの活動をパワーアップさせるためにChatGPTを使えたら──。そう考える企業は多い。

 顧客対応のコールセンターでChatGPTを使ってさまざまなシステム提案を行う企業は増えており、定型化した顧客とのやりとりを自動化したいという企業は少なくない。また、「生命保険会社、損害保険会社の顧客対応や自動車ディーラーの接客などで、ChatGPTなどの生成AIに音声認識と人工音声を組み合わせたアバターに接客を行わせる実証実験は既に始まっている」(森正弥・デロイト トーマツ コンサルティング執行役員)という。生成AIが接客する未来が近づいているのだ。

 ChatGPTを営業現場で活用する事例も続々と出ている。では具体的にどのような使い方があるのだろうか。その使いこなし術を次ページから具体的なプロンプト(指示文)とともに見ていこう。