慶應義塾大学

学生の気質

 コミュニケーション能力に長けていて、大人っぽい。何か大きな組織に属することにプライドを感じている。目標のために、他人と結束し合理的な行動をとる。

世間の評判

「スマート」「オシャレ」「お金持ち」「チャラい」といったところ。前者2つはその通りだが、「お金持ち」は一部の内部生のみ。「チャラい」学生も「体感1割」と減った。

看板学部はこんなところ

 慶應といえば、「経済」と考える人は多いのではないだろうか。日本最古の経済学部であり、あまたの財界実力者を輩出してきたことから、「慶應の経済」に一目置く年輩者は多い。

 だが、法学部が台頭しているため、最近の学生の間では二番手扱い。1・2年次は、入試で数学を選択した学生向けのタイプA(経済理論・数学先習型)と入試で地理歴史を選択した学生向けのタイプB(経済実態・歴史先習型)の2つの履修タイプのいずれかで教養を深めるカリキュラム。

 3年次から合流して専門課程に進み、少人数のゼミなどで学び、卒業論文を作成する。「経済は必修の中にエグ単が転がっているので、ガチャに外れると真面目な人でも来日するハメに」。またゼミの数が少なく定員が学生数の半分程度しかないため、就職に強いと評判のゼミは倍率が5倍以上になることも。就職の実績では他学部を圧倒している。