ランキング11~34位は?
地方路線が減少、首都圏路線が復活
振り返ればコロナ禍の真っただ中にあった20年度は、首都圏の路線の乗客が激減し、代わりにJR信越線(新潟県、混雑率135%、全国版2位)やJR可部線(広島県、同132%、同4位)といった地方路線が混雑率ランキングを賑わすようになった。
しかし、23年度は首都圏で一定の利用回復が見られ、特に地下鉄各路線の混雑率がおおむね140%から150%に増加した。そのため地方路線はほとんどランキング上位から姿を消している。
そうした事情を踏まえると、繰り返しになるが、1時間で数万人を運ぶ首都圏のJR・私鉄・地下鉄各線と、コンパクトな車両で1時間数千人を運ぶ日暮里・舎人ライナーや地方路線では、混雑が生じる事情はかなり異なる。
詳細は後日掲載予定の別記事、鉄道「混雑率」ランキング「首都圏版」、「近畿版」、「東海版」も合わせてチェックしてみてほしい。
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