2013年から大逆転!
元本は2.36倍に膨らんだ

 さて、このシンドい時期に積立停止などせず、淡々と続けていて本当に良かったということが、このグラフの後半を見たらわかる。

図表4同書より転載 拡大画像表示

 2008年のリーマンからの4年半後、2013年春ごろから日本株は大きく上昇し始めたんだよね。

「アベノミクス相場」とブームみたいに言われたけど、実際に日本企業が利益をあげるようになり、ソッポ向いてた外国人投資家などがそれに気付きだしたってわけ。

 評価額の線を見てほしいんだけど、僕の積立評価額は急に大きなプラスに転じだした。恐ろしいくらいに。

 恐ろしいと言う理由は、このグラフのエンド、2023年12月末時点を見たらわかる。積立元本1440万円に対して3399万円の評価額ですよ。

「リターン136%」って書いてあるけど、つまり2.36倍になっているってこと。

 あぁ、ホントに続けてて良かったよね

 全体のグラフをもう一度見てほしい。

図表5同書より転載 拡大画像表示

 僕が積立をスタートした時の日経平均はちょうど2万円くらいだよね。それが2023年12月では3万3000円くらい。確かに約7割は上昇してるけど2倍にまではなってないよね。でもこの期間に積立を続けた僕の資産は積立元本の2.36倍の3399万円になっている。

 なぜこんな不思議なことになるのか。

 それは簡単に言えば、2回の下落時に積立をやめてなかったおかげ