レンタカーと一緒にETCカードも借りる

 もう一つの方法は「ETCカードをレンタル」する、つまりレンタカーを借りる際、ETCカードも合わせて借りるというものです。

 大手レンタカー会社では、レンタカーの営業所に貸し出し用のETCカードを用意しており、チャイルドシートやルーフキャリアなどと同様にオプションの一つとして、ユーザーはETCカードを借りることができます。

 高速道路の通行料金は、レンタカー返却時に営業所がETCカードのICチップに記録された情報をもとに算出して利用者に請求、利用者はレンタカーの料金とともに、現金やクレジットカードで決済するという流れになります。

 ETCカードのレンタル料の相場は「利用あたり330円」というのが一般的ですが、レンタカー会社によっては日割りで「1日あたり220円」といった料金制度を取っているところもあります。

トヨタレンタカートヨタレンタカーは1回あたり330円でETCカードを貸し出す。「ETC休日割引」を利用するなら、対象となる区間の通常の通行料金1100円以上の利用で割安となる計算だ 出典:トヨタレンタカー 拡大画像表示
日産レンタカー日産レンタカーのETCカード貸し出し料金は、1日あたり220円。日数に応じて加算される仕組み 出典:日産レンタカー 拡大画像表示

 レンタカーで高速道路を走る予定があり、通行料金のETC割引がETCカードの貸出料金よりも大きくなるのであれば、ぜひ利用したいサービスです。