メンターであるコンサルタントが
会食時に経営者を笑わせ続けたワケ
以前、経営者の知人とその知人のメンターであるコンサルタントの方と3人で食事に行った時のことです。
メンターの方はほぼ最初から最後まで(といっては失礼かもしれませんが、それくらい)始終冗談を連発して、時には笑わせ、時には絶句させてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
帰宅した後、ふと「どうしてあれほど冗談ばかりおっしゃっていたのだろう」と考えをめぐらせたのですが「そうか、メンターの方はコンサルタントとしての仕事をされていたのだな」と気付きました。
「経営者は孤独である」と言いますが、経営者の苦悩を解決することは経営者ご自身にしかできません。だから周囲の人間ができることは、せめて経営者の悩みを傾聴するか、応援するか、リフレッシュしてもらうことくらいしかありません。
メンターの方は、今日はとにかく知人の経営者に少しでも笑ってもらい気分をリフレッシュしてもらうのがいいだろうと、知人の表情を見て判断されたのだと思います。実際にこの経営者もそれでリフレッシュできたようでした。
「おやじギャグ」は、どこでギャグを放つかというTPOはもちろん必要ですが、緊張した中に緩和を与える効果もあり、メンターの要素の1つとして挙げても良いと思います。