すかいらーくが北九州のソウルフード「資さんうどん」を買収しました。1月には東京・両国に新店舗がオープンします。関東は丸亀製麺やはなまるうどんなどの人気チェーン店が集結するうどん激戦区です。北九州のローカルフードは通用するのでしょうか?実は、すかいらーくが全国進出を確信できた「資さんうどんにしかない強み」があるのです。(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)
すかいらーくが買収
北九州のソウルフード「資さんうどん」とは?
北九州のソウルフードとして知られ、これまで西日本でしか食べることができなかった「資(すけ)さんうどん」が、この12月に関東初の店舗として八千代店を開店します。次いで来年1月には都内に両国店を開きます。資さんうどんがいよいよ関東に上陸するのです。
この背景にある事情は、資さんうどんをすかいらーくが買収したからです。ただしその理由はなかなか興味深いものでした。
単に資さんうどんの業績がいいというだけが理由ではありません。すかいらーくグループのトップが、資さんうどんは全国展開できると確信しているからだというのです。
なぜ北九州のローカルフードが全国に通用するのか?そしてそもそも資さんうどんとは何なのか?解説してみたいと思います。