「子どもが夢中でハマってます!」「良い頭の体操になりました!」
こんな感想が寄せられているのが、書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』です。論理的思考問題とは、知識や難しい計算はいっさい不要で、「考える力」のみが問われる問題を指します。小中学校の受験問題や、一流企業の採用試験などでも出題されています。
そんな論理的思考問題を紹介・解説したのが本書。難解な問題も多い本ながら、下は10歳から上は87歳まで、ハマる人が続出。「小学5年生の我が子にねだられました」「読むだけで頭の体操になった」などの感想が多数寄せられています。この記事では本書より一部を抜粋・編集し、「思考の盲点に気づける人」だけが解ける問題を紹介します。

思考の盲点に気づけるか?
先入観によって思考の範囲が狭まり、真実に気づけないこともあります。
次の問題、考えるべきポイントに正しく目を向けられるでしょうか?
毎日正午に、日本からオーストラリアへ向かって、定期船が出航する。
同時にオーストラリアからも、日本へ向かって定期船が出航する。
どちらの航海も、ちょうど7日7晩かかる。
では今日、日本を出航した定期船は、オーストラリアに到着するまでに、海上で何回、定期船とすれ違うだろうか?
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イラスト:ハザマチヒロ
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