にんにくの選び方のポイント
・皮にハリ・ツヤがある
・一片一片がしっかりくっついている
・全体的にきれいな乳白色
にんにくの処理法:みじん切り、すりおろしなど細かくするほど香りが強くなります。芽を取り除くのは、熱した油に香りを付けるときなどに焦げやすいため。毒性はないので取り除かずに料理してもOK。
にんにくの保存法:皮はむかずに乾いたペーパーに包み、チャック付きビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。ネットに入れて、15℃くらいの風通しのいい場所に吊るしておいてもOK(保存期間は1ヵ月)。
冷凍する場合は、皮付きのまま一片ずつに分けてチャック付きビニール袋に入れて冷凍しておくと、料理に使いやすくて便利(保存期間は1ヵ月)。
快眠・熟睡を導き
疲労解消物質が豊富な「ほうれん草」
ほうれん草に含まれる鉄、ビタミンC、マグネシウムは優秀な疲労解消物質。体内で酸素を運ぶ役割を担う赤血球中のタンパク質・ヘモグロビンの生成には鉄が欠かせないため、鉄が不足するとフラフラの鉄欠乏性貧血になってしまいます。またビタミンCは、強力な抗酸化物質として体内で発生した疲労物質(酸化物質)の除去に役立つうえ、鉄の吸収を助けます。さらにマグネシウムは気持ちを落ち着かせる作用によって快眠・熟睡を導き、寝ている間の脳や体のメンテナンスがスムーズに行われるようにしてくれます。
ほうれん草〈ヒユ科ホウレンソウ属〉
ほうれん草の旬:冬(11~2月)
冬のほうれん草は寒さにさらされることで細胞が引き締まり、春夏より甘みも味も濃厚。寒い中、身を守るために栄養を蓄えているので栄養価も高いです。
ほうれん草の栄養:(水に溶けやすい水溶性栄養素)カリウム、ビタミンC、マグネシウム、(油に溶けやすい脂溶性栄養素)ビタミンK、ビタミンA、(どちらでもない無機質栄養素)鉄 など
ほうれん草の選び方:寒さにさらされながら、しっかりと育ったほうれん草を見極めるには、葉が肉厚で濃い緑色か、茎が太いか、少し触れてみて茎に弾力があるかをチェック。葉先が変色したりしなびたりしているものは鮮度が落ちています。また、ほうれん草の根が赤くなるのは、ポリフェノールの一種で抗酸化・抗炎症などの作用がある「ベタシアニン」によるもの。つまり根が赤いほど免疫強化や老化抑制が期待できると言えます。