ようやくその日の業務を終えて、ホッと一息ついていたときのこと。ふとスマホを見ると、今回のクラファンのサービス元であるCAMPFIREから一通のメッセージが届いていることに気づきました。これはもしや……、とはやる気持ちを抑えきれずにメッセージを開くと、そこには「達成おめでとうございます!」の文字。

 プロジェクト終了まで残り3日。TEAM SHACHI公式アカウントとファンの方のおかげで、きっかけとなったツイートが投稿されたその日のうちに目標額を100%達成することができたのです。

 その勢いのまま残り2日間も数字が伸び続け、最終日の支援総額は360万8870円。合計676名の方にご支援をいただき、目標額の120%という夢のような結果で終えることができました

 これぞまさにTwitterドリーム。大逆転を信じ、Twitterの力を信じて拡散をし続けたことが実を結びました。

 しかし、この奇跡はまだ序章に過ぎなかったのです。

奇跡は連鎖する。TEAM SHACHIコラボ商品誕生

 クラファンが残り3日で奇跡の目標額達成を迎えていた裏側で、もうひとつの驚くべき展開が始まろうとしていました。

 Twitterでタフ民の皆さんが大盛り上がりしている最中、店にかかってきた1本の電話。相手はTEAM SHACHIのマネージャーさんでした。実際にお会いして話を聞くと、なんでも、この年がTEAM SHACHI 10周年メモリアルイヤーで、2か月後の4月に2日間のライブを予定しているとのこと。その際の目玉企画として行うポップアップストアで「鯱もなか」とのコラボ商品を出しませんか? というお誘いでした。

 コラボといってもイチから商品を作るわけではなく、もともとうちで販売している「手作り鯱もなか」のパッケージをTEAM SHACHI仕様に変更した限定商品です。

 もなかの皮とあんこが別になっているので、通常の「鯱もなか」よりも日持ちがする点も、遠方からライブに参戦するタフ民の皆さんにとって良いと判断した次第です。

 こうして、限定コラボ商品『手作りTEAM鯱もなか マジ感謝版』が誕生したのです。準備した『手作りTEAM鯱もなか マジ感謝版』350箱は1週間で完売御礼。最後の納品時には、商品を並べているそばから売れていき、その勢いたるや、これまで経験したことのないインパクトでした。10周年記念ライブも観に行きましたが、これまた大盛り上がり。

 年明けから死に物狂いで取り組んだクラファンが、本当の意味でフィナーレを迎えた気がしました。

 現在も、大須の店舗にはTEAM SHACHIのメンバー全員のサイン入り限定商品パッケージが飾られており、タフ民の皆さんが続々と来店されます。Twitter上で交流が生まれ、やりとりを続けている方もたくさんいらっしゃいます。

 Twitterが繋いでくれたご縁に、心の底からマジ感謝です。