![フィリピン・バギオには外国人向けの英語学校がたくさんある Photo:PIXTA](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/4/1/650/img_41234f073fc83a9bc71743ea05ad08d9295220.jpg)
「英語が話せるようになりたい」そう思い続けている読者のみなさんに「人生を変える、ちょっと長めのオトナ留学」をご提案。英語留学というとフィリピンのセブが有名ですが、ここはあえて「バギオ」をお勧めしたいこと(前々回)、2025年、コロナ禍を経て世の中の働き方が変わった今は、長い休みや会社を辞めずとも仕事をしながら英語を学ぶことができる(前回)ということを書きました。今回は、一旦仕事を休んである程度まとまった時間を作れる人が、大人の本気の留学をする際にお勧めしたい、バギオの老舗語学学校、専門特化校、コスパの良い学校、自由度の高い学校を写真多めで紹介します。(大人の英語学習法リサーチャー 高野美穂)
講師のレベルが高い老舗中の老舗、
パインスインターナショナルアカデミー(PINES)
体験取材も終盤、今回の取材でもっとも話を聞きたい、体験したいと考えていたPINESを訪れた。PINESはフィリピン全土で見ても、老舗中の老舗といえる本格派の語学学校だ。
校舎など設備への投資は最小限に、とにかく講師のレベルにこだわっている。講師の選抜と評価はちょっとシビアすぎるのではないかと思うくらい厳格で、受講生からの評価が一定基準を下回ると、授業を持ち続けることができなくなる校内ルールがあるという。
セブ島やその他の地域を含めたフィリピン留学の潮流として施設のリゾート化、ホテル化が進んでいる中、徹底してアジア人が第二言語を習得するにはなにが必要なのかについて考えている学校といえる。経営者の信念が学校運営に深く根付いているスクールの一つであり、かつては中上級者専門のキャンパスを有していたことでも有名だ(現在はIELTS対策専門キャンパスになっている)。