施設がいいのに学費はリーズナブル
男女カップルでも滞在可能

 一方、学費は非常にリーズナブル。例えば、メインキャンパスで、ESLのスタンダードコースを選んだ場合、マンツーマン6コマにグループ2コマの合計8コマで4週間13万4400円。寮は、4人部屋の場合4週間食事込みで、8万4000円~(4人部屋スタジオ/ドミトリー式)だ(なお、2人部屋11万2000円・1人部屋16万8000円・4人部屋ロフト9万1000円)。現地費用と呼ばれるその他費用(ビザの手続き費用など)をすべて含めても4週間30万円以内〜で収まる。欧米と比べた場合はもちろんのこと、セブ留学と比べても価格面にメリットを感じる人がいるだろう。(価格は2024年11月時点のもの。2025年に改訂の予定あり)

 特に1人部屋では、自分専用の冷蔵庫、給水機、シャワーブースにドライヤーが揃い、まるでアパートを借りた民泊滞在のようだ。食事が3食提供されるので、より快適かもしれない。

 同性二人組はもちろん、バギオには珍しく異性カップルでの滞在もできるので、2人部屋で費用を抑えることもできる。同じ4人部屋でも、ロフトと呼ばれている部屋では、共有スペースがとても広いため、快適な滞在ができそうだ。

JICでは、メイン・プレミアムキャンパス共にフィリピン留学でよくあるビュッフェスタイルではなく、1日3食(土日は変則)定食式で提供している。遅い時間になっても、安定的に食事ができて個人的には好きだった(筆者撮影)JICでは、メイン・プレミアムキャンパス共にフィリピン留学でよくあるビュッフェスタイルではなく、1日3食(土日は変則)定食式で提供している。遅い時間になっても、安定的に食事ができて個人的には好きだった(筆者撮影)

生活のクオリティにこだわりたい&カスタマイズレッスンを
受けたい人におすすめ、JICプレミアム校舎

 JICのプレミアム校舎では、より移住体験に近い、自然に囲まれた暮らしを送りながら快適な長期の留学ができる。スピーキングを強化するプランや、ワーキングホリデーに特化したコース、「TEP ESL」という名称で、学習者が覚えたい分野(23種類の準備がある)の英語を学ぶことができるコースもある。

 例えば、筆者が体験レッスンで受講したコースは「ZOOM英語」。あえて、自室でスタンバイをし、講師とつないで、提案ミーティングを行うという内容だった。プレミアム校舎ではこうしたカスタマイズ型のレッスンが可能である。

主に飲食業界に携わる人向けの英語を集中して学べるテキスト。インバウンドの急増で、日本で仕事をしていても接客英語が必要と感じている人、飲食の仕事で海外進出したいと思っている人も多いのでは?(筆者撮影)主に飲食業界に携わる人向けの英語を集中して学べるテキスト。インバウンドの急増で、日本で仕事をしていても接客英語が必要と感じている人、飲食の仕事で海外進出したいと思っている人も多いのでは?(筆者撮影)