ドナルド・トランプ米大統領の返り咲きが決まった後、投資家は同氏が約束した良いことばかりに夢中になり、米株市場にマイナスとなる材料を忘れていた。そして今度は米株市場へのマイナス材料ばかりに不安を募らせ、良いことを忘れている。株安は行き過ぎなのか。常連の読者は、筆者がこの質問をすること自体、気まぐれに思うかもしれない。以前は反対の見方をしていたからだ。投資家が減税と規制緩和に期待していた頃、筆者は関税や移民取り締まり、過熱する市場といった脅威を懸念していた。だがその後も相場は動いているし、個々の価格は重要だ。
トランプ関税に目覚めた米株市場、買い場到来?
筆者は様子見モードだが、トランプ氏の言説を信じる人には投資のチャンスかも
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