
日本に輸入されるモデルは
乗用のディーゼル仕様
フィアットのミニバン、ドブロがマイナーチェンジを実施した。変更内容は内外装のブラッシュアップやインフォテインメントシステムの刷新、アダプティブクルーズコントロールにミリ波レーダーを追加するなど多岐にわたる。
フィアット・ドブロはステランティス・グループの一員としてシトロエン・ベルランゴやプジョー・リフターとBROSモデルとなっている。これらの全車種がスペインで生産され、欧州では乗用車と商用車がありBEVが主流だ。
日本に輸入されるモデルは乗用のディーゼル仕様である。排気量1.5Lのミニバンといえば、トヨタ・シエンタやホンダ・フリードがある。販売ランキング上位に入る人気モデルだが、ディーゼルは見当たらず、最近の燃料費高騰を考えるとニーズはますます増えているのではないかと思う。
ドブロのボディは2種。定員5名の標準仕様と定員7名のマキシがある。標準仕様のボディサイズは全長×全幅×全高4405×1850×1825mm。マキシは4770×1850×1845mm。マキシの全長は日産セレナとほぼ同じ。実際に見たボリューム感も、ミドルクラスの国産ミニバンに近いものがある。
