留学なしで英語が話せるようになる「2つのおすすめアプリ」写真はイメージです Photo;PIXTA

英語力は“脳を喜ばせること”で格段に上達する。その鍵は英語のアウトプットにあるという。最新脳科学と心理学に基づいた最速・最楽の英語学習術について、スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長である著者が解説する。※本稿は、星友啓『脳を活かす英会話 スタンフォード博士が教える超速英語学習法』(朝日出版社)の一部を抜粋・編集したものです。

脳が「快楽物質」を分泌する
3つの「やる気の源」とは

 日本人の英語学習の最大の鍵は、アウトプットの機会を増やすこと。では、具体的にはどうすればいいのでしょう。

 もちろんまずは、自分と一緒に英語を使ってくれる相手を探さなくてはいけません。そして、私たちの「相手」になってくれるのは生身の人間と、テクノロジーの2パターンがあります。

 本稿では、生身の人間とのアウトプット機会のうまい作り方から紹介します。

 単に英語を話せる人を探すだけでは効果的ではないので、科学的にやる気がアップする形でアウトプットの環境を作ることが理想です。そのために、やる気の科学について、もう少し解説しておきましょう。

 やる気には、内発的なやる気と外発的なやる気があります。外発的なやる気は長続きせず、無理して続けるとリスクが高いので、内発的なやる気を求めたい。では、どうすれば、内発的なやる気が生まれてくるのでしょう?

 内発的なやる気の源は3つ。「つながり」「できる感」「自分から感」です。