
学生時代から英語に苦手意識があり、発音にも自信がない…という人も多いはず。しかし、スタンフォード大学・オンラインハイスクールで校長を務める星 友啓氏は「ネイティブ英語を目指す必要はない」と断言する。その理由とは?※本稿は、星 友啓『脳を活かす英会話 スタンフォード博士が教える超速英語学習法』(朝日出版社)の一部を抜粋・編集したものです。
世界の英語話者たちの
3分の2に共通する点とは
現在世界で英語を使っている人たちは約15億人と言われています(注1)。世界の80以上の国や地域で公用語の1つとされ(注2)、インターネットのコンテンツの半分が英語(注3)。言うまでもなく、英語は世界中で最も広く使われている言語です。
一方で、そのうちネイティブスピーカーと言われる英語を第1言語とする人たちの数は4億人程度。残りの11億人が、ネイティブでない人たちです(注4)。つまり、世界の英語話者の3分の2くらいはノン・ネイティブになるわけです。
注2 https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_and_territories_where_English_is_an_offi cial_language
注3 https://w3techs.com/technologies/history_overview/content_language/ms/y
注4 https://www.ethnologue.com/language/eng/