
英語を習得するためには、英語を必要とするビジネスの場に身を置くのが近道だ。スタンフォード大学・オンラインハイスクールで校長を務める星友啓氏が、実際に活用できる「周りを気遣う優しいビジネスフレーズ」を紹介する。※本稿は、星友啓『脳を活かす英会話 スタンフォード博士が教える超速英語学習法』(朝日出版社)の一部を抜粋・編集したものです。
「いいね!」や「ありがとう」が
持続的なやる気を上げる理由
ここでは、ビジネスで使える表現や考え方をたっぷりと紹介します。以下のポイントを中心に、ビジネス英語をひもといていきましょう。
まずは「周りを気遣う優しいビジネスフレーズ」、同僚やビジネスパートナーたちを励ましたり、労らったり、助けたりするときの言葉から始めましょう。ちょっといかした「いいね!」や「ありがとう」といった表現です。
ボランティアや言語交換は、持続的なやる気を上げます。その理由は、どちらも心の3大欲求を満たしまくってくれるからです。
人を思いやったり、助けたりという行為は、「つながり」を体感させてくれて、助けることが「できた」と感じられる。自分から進んで助けたいと思っていれば、「自分から感」も味わうことができる。
同様に、周りに親切にしたり、優しく振る舞うことは、心の3大欲求を満たして、持続的なやる気につながり、周りとの良好な人間関係を作っていく。その意味でビジネスの場においても、大切なコミュニケーションです。スマートに周りを思いやることで、自分のやる気とパフォーマンス、周りとの信頼関係をアゲアゲにすることができます。