上下水道危険度ランキング!あなたの街の「管」があぶない…八潮市の陥没事故は人ごとではないPhoto:PIXTA

下水道管の破損が引き起こした埼玉県八潮市の道路陥没。トラック運転手の方が亡くなるという痛ましい結果となってしまった。八潮市のケースのような大規模ではないにせよ、陥没自体は日本各地で起きている。上水道においても管の破裂が頻発している。高度成長期に普及した上下水道網が老朽化していることが原因だ。特集『上下水道危険度ランキング あなたの街の管があぶない』では、6月16日(月)から20日(金)までの全4回にわたって、上下水道を運営する各自治体の公営企業のデータを基に、老朽化の現状、料金値上げの可能性、補修、更新など老朽化対策への耐性を反映したランキングを作成し、各自治体の危険度を検証した。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

#1 6月16日(月)配信
下水道老朽化度&値上げ可能性ランキング【全492自治体】3位の高松市は値上げ検討開始!2位の名古屋は10月から、1位は?

上下水道危険度ランキング あなたの街の管があぶない #1Photo:PIXTA

 下水道は整備の進み始めた時期が1970年代と上水道より遅く、都市部から普及した。そのため老朽化が進んでいる自治体は、都市圏が中心だ。老朽化対策の財源確保のために、料金値上げに踏み切る自治体も現れている。老朽化の現状、値上げの可能性をランキングで検証する。

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#2 6月17日(火)配信
下水道危険度ランキング【全112自治体】老朽化度と財務的に維持が危ういのは…2位は大阪、5位は神戸、1位は?

上下水道危険度ランキング あなたの街の管があぶない #2Photo:PIXTA

 下水道の老朽化が進み、更新費用がかさみ始めても事業として採算が取れていれば、財源を捻出できる。財源が不足していても料金を値上げできればいいが、すでに料金の水準が高ければ値上げの余地は少ない。老朽化対策への耐性を測る危険度ランキングを作成した。

>>6月17日(火)配信

#3 6月19日(木)配信
上水道老朽化度&値上げ可能性ランキング【全515自治体】値上げ可能性9位は宝塚、3位は熊野市、1位は?

上下水道危険度ランキング あなたの街の管があぶない #3Photo:PIXTA

 上水道は1950年代後半以降の高度成長期に整備が加速し、80年代に普及率は90%を超えた。整備が進んだ時期の管が今、更新期を迎えつつある。下水道と同様に老朽化の現状、更新財源確保に向けた値上げの可能性をランキングで検証する。

>>6月19日(木)配信

#4 6月20日(金)配信
上水道危険度ランキング【全312自治体】老朽化度と財務的に維持が危ういのは…5位はいすみ、4位は夕張、1位は?

上下水道危険度ランキング あなたの街の管があぶない #4写真:朝日新聞社/時事通信フォト

 老朽化した上水道管を抱える自治体にとって、更新費用の財源確保は避けて通れない課題だ。生活を支える必須のインフラであるが故に放置することはできない。現在の老朽化の現状、事業の採算性、料金水準を基にランキングを作成し、自治体・団体ごとの危険度を算出してみた。

>>6月20日(金)配信

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