
「快適な移動の幸せ」を謳うショーファーカー
高級感たっぷりのインテリアにはいつもながらほれぼれ
日本初のミニバンPHEVが登場した。PHEVモデルは、「快適な移動の幸せ」を謳うショーファーカーとしての価値を高めるとともに、カーボンニュートラルに貢献する重要な選択肢のひとつである。
2.5LのPHEVシステムはクラウンなどと基本的に同じ機構。システム出力225kW(306ps)を誇り、18.1kWhのバッテリーを搭載する。EV走行距離は最大で73km、エンジンを併用すると無給油で850km以上も走れる計算になる。
アルファード/ヴェルファイアともExecutive Loungeの6人乗りタイプのみの設定で、駆動方式はE-Four。HEVとの識別点は専用の19インチホイール。ヴェルファイアには新色プレシャスメタルが加わり、2色だったボディカラーの選択肢が増えたことも朗報だ。
高級感たっぷりのインテリアにはいつもながらほれぼれする。駆動用バッテリーをはじめ諸々のPHEVユニットの搭載による車内空間への影響は皆無。ラゲッジフロア後端下のアンダーボックス内側の形状が変わった以外に、目に見える違いはまったくない。
