コインの上に乗るビジネスマンたちPhoto:PIXTA

大手製薬会社の2024年度有価証券報告書(24年12月期、25年3月期)が出そろい、ダイヤモンド編集部は報酬1億円以上の役員を集計した。不動の1位は武田薬品工業の社長CEO(最高経営責任者)クリストフ・ウェバー氏。同社からはトップ10にニューフェースも入った。計11社35人の実名、実額をランキングにしてお届けする。(ダイヤモンド編集部 土本匡孝)

武田薬品社長CEOの報酬
2期連続の20億円超え!

 大手製薬会社の2024年度有価証券報告書(24年12月期、25年3月期)が6月26日までに出そろい、ダイヤモンド編集部は報酬1億円以上の役員を集計し、ランキングにした。

 対象の製薬会社は、売上高3000億円以上の13社。うち田辺三菱製薬は非上場で単独の有報がなく、業績回復期にある住友ファーマには該当者がいなかった。

 結果の一部を紹介すると、不動の1位は武田薬品工業の社長CEO(最高経営責任者)クリストフ・ウェバー氏で21億6000万円。2期連続の20億円超えとなった。同社からはトップ10にニューフェースも入った。

 武田薬品、大塚ホールディングス(HD)、アステラス製薬、第一三共、中外製薬(スイスのメガファーマ〈巨大製薬会社〉ロシュの子会社)、エーザイ、協和キリン、小野薬品工業、塩野義製薬、参天製薬の11社35人の実名、報酬実額のランキングを次ページでお届けする。