米電気自動車(EV)大手テスラは深刻な販売不振に陥っているが、同社を率いるイーロン・マスク氏はそれを気にしていないと強弁する。EVの先駆者である同社は、2日に発表した4-6月期(第2四半期)の世界販売台数が前年同期比13.5%減となるなど、過去最悪の部類に入る販売不振にあえいでいる。1-3月期(第1四半期)の納車台数も13%減少した。一方、米ゼネラル・モーターズ(GM)から中国の比亜迪(BYD)に至る競合他社はハイテク車両を大量生産し、市場シェアを奪っている。また、消費者が従来型の自動車購入に回帰する中、米議会はEV向けの税額控除を打ち切る準備を進めている。
テスラ混迷、マスク氏の関心はすでに「車の先」へ
製品ラインアップが古くなり販売不振に陥っているが、マスク氏はロボタクシーとロボットに注力
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