応援してくれる親がいると
勉強の印象がガラリと変わる
「そんなこと言っても、どうせやらないでしょ?」「前もそう言ってやらなかったじゃない!」などと話し出すと、子どもの宿題ではなくて親の宿題のような錯覚を引き起こしてしまいます。加えて言うと、子どもは宿題に取り組む気力をますます失っていくでしょう。
「子どもに宿題をさせなければ!」と思っているとき、「宿題&親VS子ども」の考えに陥っていないでしょうか?本来は、「宿題VS親子」です。
「よし!一緒に宿題を倒そう!」と親と子どもが仲間になり、宿題をやっつけるという構図こそ、親が目指すべきところです。
子どもに課せられた宿題ですから、問題を解いたり書き取りをしたりするのは子どもが進めるしかありません。

けれども「消しゴム隊だから、間違えたら消してあげるから呼んでね」や「応援ダンスするね」など、どんなことでもいいので親が一緒に宿題へ立ち向かってくれている雰囲気を出してみてください。
親に責められながら宿題をするのと、親子でタッグを組みながら宿題をするのとでは、学びへの印象がまったく異なります。
何よりも「自分のために学ぶのだ」という当事者意識を持って宿題に臨んでいけることは、これからの学びの大切な素地になっていくのです。