「【訂正】本記事(12月26日発売号掲載)では事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていましたが、その後の取材により「X子さんは中居に誘われた」「A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」ということがわかりました。お詫びして訂正いたします。また、続報の♯2記事(1月8日発売号掲載)以降はその後の取材成果を踏まえた内容を報じています」

A氏に誘われたと書いたのは
文春ではなく女性セブン

 中居正広とX子さんのトラブルに至る経緯の記述について訂正した形だ。この訂正が話題になったのは3つの理由があった。

(1)1月27日のフジテレビ会見後に訂正したこと。
(2)橋下徹の指摘により、訂正した形になったこと。
(3)フジテレビ会見で事件当日に社員A氏が関与したことについての質問が相次いだこと(フジは“当日”の関与は否定)。

 まず記事について振り返ってみたい。第1弾記事では週刊文春は、文春報道より前に出た女性セブンを引用し、次のように記述した。

「名実共にトップタレントである中居のスキャンダルを「女性セブン」が報じたのは2024年12月19日のことだった。

 記事によると、2023年にX子さんは中居、フジテレビの編成幹部A氏と3人で会食する予定だったが、A氏がドタキャン。彼女と中居は3人で会食することになったが、そこでトラブルが発生。その後、中居は代理人を介し、9000万円ほどの“解決金”をX子さんに支払ったというのだ」

 次に文春の取材による記述が続く。

「“事件”が起きた2023年6月当時、中居と面識があったX子さんは、テレビ関係者を含め、3、4回食事を共にしたことがあった。だが、両者には歴然とした立場の差が存在した。テレビ業界に身を置くX子さんにとって、芸能界の頂に君臨する中居の意思を拒否する選択肢はなかった。

 X子さんの知人が打ち明ける。

「あの日、X子は中居さん、A氏を含めた大人数で食事をしようと誘われていました。多忙な日々に疲弊していた彼女は乗り気ではなかったのですが、『Aさんに言われたからには断れないよね』と、参加することにしたのです」