ゴミが回収されるのも、購入した荷物が届くのも、公衆トイレが手入れされているのも、責任感があり、真面目に働く人がいるからです。
その人たちを底辺と言ったら、社会が崩壊するだけですよ。
よく、「肉体労働は誰でもできる仕事だ」とバカにする人がいますが、それは間違っています。
肉体労働は「体力」「コミュ力」「要領のよさ」「気づかい」「注意深さ」「場の空気を読む力」が求められるからです。
本当は、「肉体労働やれる自信のないヤツは必死に勉強しろ」が正解だと思っています。
こまめな連絡のついでに
上司に頼ってしまえばいい
新社会人にお伝えします。
世の中は、「知らせがないことは良い知らせ」で回ってるから、報告しないと「うまくいっている」と認識されます。
困りごとやうまくいかないことはどんどん報告してください。やさしい上司や先輩が、「大丈夫?困ったことはない?」と声をかけてくれるのはレアケースですよ。
自立とは、たくさんの人に頼ることであって、人に頼れないと依存症になるという話が好きです。
自立は「1人で何でもする」と考えちゃうと、人に頼れなくなって、依存症になりやすくなります。
特にお酒は友だちにならないので気をつけてくださいね。
どんなミスをしても
深刻な顔で謝ってはいけない
「なぜを5回繰り返すと問題の本質がわかる」という理論は、トヨタのような優秀な社員が多い企業でのみ有効です。
バイトで失敗して落ち込んでいる人にやらせると、「自分が無能な愚か者だったからです」という結論になりやすくなります。
私も結論がたいていはこれになります。
もし自分のミスで怒られても、必要以上に謝ったり、しょんぼりした顔をしては絶対にダメです。
そうした姿を見て、「こいつは弱いから、何言ってもいいだろ」と思う人たちがいるからです。あぶないよ。
社会人の負のスパイラルは
夜ふかしから始まる
人生は、「体調が悪い」「お金がない」「誰とも話さない」「どこにも行かない」「苦しさをまぎらわせるためにお酒を飲む」というカードがそろうと、あっという間にボロボロになります。
全部そろえないように意識してください。