「凪はこういう会社です。凪に入社したら、こういうことができます。会社にはこういうルールがあるので、ルールを守っていただきます。教育体制はこうで、人事評価体制はこうで、勤務実態はこうです。それでもよろしければ、来ていただけますか」

 と求職者に凪の現実・現場・現物をお伝えしています。

 凪が求めている人材は、「価値観を共有できる人」です。

 具体的には、

「会社の方針を守る人」
「凪の夢に共感できる人」
「凪の文化、社風に馴染める人」

 です。

 価値観が揃っていると、社長と社員が「同じ優先順位」「同じ判断基準」で行動できるため、急な変化にも対応できます。

 凪が成長を続けていられるのは、「社長と社員の価値観が揃っているから」です。

「社内の価値観が揃うほど、会社は成長する」

 これは、まぎれもない経営の真実です。

採用で重要視するのは
ズバり「素直」かどうか!

 採用では、価値観の合った人をとるために、さまざまな工夫をしています。

 凪は、懇親会が多い会社です。これは社員間のコミュニケーションをよくするための仕組みの1つです。

 また、コミュニケーションのノリは体育会系です。

 もしも、そうした場や企業文化が苦手な人が凪に入社すると、本人にとっても、会社にとってもいいことはないため、面接時に説明をしたり、質問して確認をしたりします。

 一方で、応募者は、面接では自分をよく見せようとしばしば「ウソ」をつきます。

 そのため、一次面接、二次面接では、同じ内容の質問を、表現を変えて行い、整合性を確認。その答えが本心なのか見極めています。

 そこで、ウソをついていることがわかると、残念ながら採用はできません。

 価値観が合わないことに加え、凪が求める人材要件の1つ「素直さ」にも合致しないからです。

 店舗業務で重視するのは「明るく素直であること」「組織的態度をとれること(チームで仕事をするため)」「再現性の能力(同じ味を提供するため)」、製造業務で重視するのは「決まったことをその通りにやる能力」です。