「夜間のゲーム」については
小学生と中学生で異なる対応
夜間のゲームについては、小学生と中学生とでは対応が異なります。
小学生のうちは、保護者のコントロール下に置くことが大切です。
原則として、午後9時以降のゲームは禁止。そして子どもと相談のうえで、ゲームの置き場所や使用時間を決めましょう。
中学生になると、ゲームに関する状況が変わります。
オンライン・ゲームに移行し、友だちと一緒にすることが多くなるためです。
しかも、塾などに通っていると、塾から帰宅した後がゲームの時間になります。夜間のゲームを一律に禁止すると、子どもの友だち付き合いにも響く可能性があります。
友だち付き合いの苦手なASDの子どもから、さらに付き合いの機会を減らすのは避けたい気持ちもあります。
そのため、夜間、保護者に隠れてゲームをしない代わりに、ゲームをする時間を相談のうえで設定し、その時間内ならばOKにするのがよいでしょう。
「午後8~9時はゲームの時間」などと、子どもと相談して決めましょう。

子どもだけでなく
大人も一緒に夜はスマホ断ち
子どもが夜更かしをする最大の原因は、ゲームや動画、SNS上でのメッセージのやり取りなどです。