9番、今すぐ実行したい!「自己肯定感」がグングン上がる15の方法写真はイメージです Photo:PIXTA

ここ10年はルッキズムの時代と言われる。外見至上主義がまん延し、美しさや若さを過剰に評価する空気が強まっている。自分は特別な容姿を持ち合わせていないと悩んでしまいそうだが、大丈夫。自分の外見は自分が思う以上にポジティブに見られているから。ルッキズム社会を軽やかに生き抜くヒントを探る。※本稿は、佐久間裕美子『今日もよく生きた ニューヨーク流、自分の愛で方』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

自己肯定感の低かった
私が変われた理由

 私は、世間の人たちからポジティブで明るく自己肯定感の高いやつと思われているようなのだが、昔からそうだったわけではまったくない。

 だから「自己肯定感が高いよね」などと言われると、自己肯定感の低さを隠そうとするあまり、自信ありげな態度をがんばりすぎて痛かったり、している恋愛に自信がなさすぎて、相手のことを信頼することができずに挙動不審に陥ったり、かつての恥ずかしかった自分を思い出してモジモジとお尻がかゆい。

 子どもの頃、かなり早い段階で自分は器量が悪いのだと受け入れた。

 人々は「お母様おきれいねえ」と言い、私を見て「愛嬌があるわねえ」と言うのである。そして、それがどういうことなのか、私はよくわかっていた。

 さらに、幼稚園から大学まで、どこに行っても「問題児」だった。

 常に怒られ続けるので、自分はできないやつだと思っていた。つまり当時の自己評価は、「器量の悪い問題児」だったことになる。

 自己肯定感というものを得ることができたのは、大人になってから、特にアメリカに来てから、褒め上手な人たちのおかげである。