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若い頃は気にならなかったのに、加齢と共に現れる首・肩・腰の違和感。その違和感を放って置くと、ぎっくり腰や頸椎(けいつい)症に繋がってしまう場合も……。予防や再発防止に必要なのは、普段から体の痛みをケアしておくこと!そのケア方法について解説しよう。※本稿は、医師の加藤浩晃『休養ベスト100 科学的根拠に基づく戦略的に休むスキル』(日経BP)の一部を抜粋・編集したものです。
ぎっくり腰になる
本当の原因とは
ぎっくり腰というと、「重いものを持った拍子に腰に激しい痛みが走る」という印象が強いかもしれませんが、ほとんどの場合、それはあくまでもきっかけにすぎません。それまでに腰の筋肉に大きな負担がかかっていることが、本当の原因です。
実は、「ぎっくり腰」という名前の疾患はありません。あえていうと、急性腰痛の一種に分類されます。日常生活を送っている中で、重いものを持ったり急に姿勢を変えようとしたときなどに、いきなり「ギクッ」という衝撃が筋肉に走って、動けなくなってしまうのです。
もっとも、ぎっくり腰になったことのある人は自覚していると思いますが、あとで振り返ってみると、肉体的・精神的疲労がたまっていたときに起こるのが特徴です。
疲労が蓄積して腰の筋肉がこり固まってしまい、「もうこれ以上耐えきれない」という最後の一線を越えたところで発症してしまうわけです。
いったんぎっくり腰が発症したら、しばらく安静が必要です。
1~2日はあまり動かないようにして、症状が安定したら、徐々に動くようにするのがよいでしょう。







