【(2)自転車ナビライン】

「チャリだからいいでしょ?」はもう通用しない…自転車に青切符が導入される“本当の理由”とは自転車ナビライン Photo by A.T.

 青い矢羽根が描かれた部分が、「自転車ナビライン」です。普通自転車専用通行帯が、交差点付近にさしかかるとこの標示に変わっているのをよく見かけます。

 自転車ナビラインは法令で定められた通行帯ではなく、自転車の通行場所を路面にわかりやすく示したものなので、クルマやバイクも中に入ることができます。

【(3)自転車ナビマーク】

「チャリだからいいでしょ?」はもう通用しない…自転車に青切符が導入される“本当の理由”とは自転車ナビマーク Photo:photo AC

 青ではなく白い矢羽根が描かれたものは「自転車ナビマーク」と呼ばれます。自転車ナビマークも法令で定められた通行帯ではありません。そのため描かれたエリア内をクルマやバイクが通行することができます。

 普通自転車専用通行帯、自転車ナビライン、自転車ナビマークは、いずれも車道の左側に描かれています。もしここにクルマが駐車していると、自転車はやむを得ず車道の右側に出てきます。

 クルマの運転もする人なら、その際に後ろを振り返って安全を確認するでしょうが、中には後方確認せずにフラフラッと中央に寄ってくる自転車もいます。これは非常に危険なので中央寄りに出る際は必ず後ろを振り返って安全かを確認してほしいですね。同時にこのような危険な状況をつくらないためにも、クルマやバイクは自転車用レーンの上には駐車しないようにしたいものです。

(AD高橋)