日本メディアが現地リポートしたら…
顔はドラえもん?首から下がミッキー人形

 08年8月、サンケイスポーツの記者が北京五輪開催直前に同園に行ったリポートが衝撃です。以下、ポイントを要約して箇条書きにします。

・入場料10元(約160円)を払って中へ入ると、北京五輪のマスコットが描かれた旗があちこちに掲げられ、五輪ムードが漂う

・バックス・バニー(ワーナー・ブラザースのキャラクター)に似たキャラクターを目撃

・ディズニーランドの人気アトラクション、ビッグサンダーマウンテンもどきがあり、そっくりシンデレラ城、ダンボもどきも発見。スタッフにディズニーキャラかと聞いてみたら「違う」と否定される

・ドラえもん、ハローキティなど日本のキャラクターもどきはいなかった

・カフェに入ると、ミッキーマウスもどきを発見。内壁に描かれていた。プルートやチップとデールもどきも。とにかく酷似していて「パクり」そのもの。周囲の客に聞くと、「あれはミッキーマウスだよ」と答えた

・同園スタッフは記者の直撃に対し、「幸せのシンボルのネコのキャラクターをはじめ、自分たちのキャラクターがいっぱいいます」などと、全てオリジナルだと主張。「園内でミッキーマウスを見た」と伝えると、「そんなの聞いたことがない」と答えた

 続いて、毎日新聞北京支社の記者による同園リポートも、同様に書き出してみます。

・顔は水色の猫(ドラえもん?)だが、首から下がミッキーマウスそっくりの人形が立っていた。「以前はミッキーだったのでは?」と聞くと、係員は「当園のオリジナルキャラクター」と言う

・海が舞台のアトラクションに、ディズニーキャラクターそっくりだが色が微妙に違う魚がいた。人魚姫に似たキャラクターもいた

・売店にディズニーやドラえもんなどの人形が売られていた。係員に本物かどうか聞くと、即座に「ノーコメント」。「本物なら買う」と言うと、不機嫌そうに「お前がほしいなら買え」と返される