楽しみながら勉強をすれば、ドーパミンが分泌され、脳は集中力、記憶力を高め、「学習」に対してアクセルを踏みます。イヤイヤ勉強すれば、ストレスホルモンが分泌され、海馬の働きは低下し、記憶力が低くなる。脳にブレーキをかけるのです。

 同じ1時間、同じ内容を勉強したとしても、「楽しい」子供はムダなく記憶し、「辛い」子供はほとんど記憶できないのです。これは大人でも全く同じ話です。

 あなたは、勉強が好きですか?もし勉強が嫌いなら、いくら勉強しても、ザルで水を汲むようなもので、勉強の効率は上がりません。それでは、いくらやってもその勉強はムダになってしまいます。もし勉強が大好きならば、短時間の勉強でも、スポンジが水を吸収するように、物凄く効果的に勉強の成果が得られます。

「楽しい」だけで勉強効率が上がる。脳を楽しませることで、圧倒的な勉強の成果が得られる。これが、「脳楽勉強法」です。

「やらされ感」は
勉強の最大の敵

「勉強しなければいけない」という言葉が使われますが、これこそが勉強が楽しくない証拠です。「ゲームしなければいけない」と言う人は、めったにいません。「ゲームするな!」とあなたのお子さんに注意しても、隠れてでもゲームをしたがるはずです。禁止されても、「どうしてもやりたい」というのが、「好き」「楽しい」ということです。

「なければならない」という「やらされ感」のある状態では、ストレスホルモンが分泌されます。「どうしてもやりたい」という状態では、ドーパミンが出ています。

 多くの人は、電車に乗ると、早撃ちガンマンのようなスピードで、ポケットからスマホを取り出し、ゲームやSNSを始めます。しかし私は、早撃ちガンマンにも負けない、電光石火のスピードで、カバンから本を取り出して読み始めます。なぜならば、本を読むのが「楽しい」からです。これが「習慣化」ということです。スマホをいじるのを習慣にするのか。読書(=勉強)を習慣にするのか。