マネージャーさんに「お昼の12時を過ぎたあたりで近隣のオフィスにお勤めの方々のランチタイムラッシュが発生するので覚悟しておいてほしい」と教えていただきましたが、僕が勤務を開始した11時はまだ来店するお客様もまばらで慣れるのにはちょうどいい感じ。「いらっしゃいませ!」と声を出しながら来店するお客様を案内していきます。
まだそんなにお客様が多くなかったので注文補助をする機会もあまりなく、済んだ食器の受け取りやテーブルの片付け、トレーの拭き上げ作業などを実施しました。
イチオシのメニュー
わかりやすく配置してよ……
Photo:PIXTA
しばらくすると、うわさに聞いたお昼のラッシュアワーが到来しました。セルフオーダー機の前には5、6人の列ができている状態が続きます。
このオーダーシステム、わかりづらいのか注文で手間取っている方が続出しているようです。お客様の横について操作補助を行いますが、特に問題だったのは、店頭のポスターで告知していた超お得なセットメニューが初期画面に表示されず、かなりスクロールしないと出てこないこと。
「あのメニュー、どこにあるの?」と聞かれまくるので「こちらになります」と毎回、画面を操作して出してあげました。
お手伝いをしながら、このメニュー配置を考えた人を小一時間、問い詰めたい気分になりました……。しかし後日、海外旅行に行った際に現地KFCをチェックしてみたところ、そこでも全く同じシステムを使っていたことが判明。
世界共通のシステムなのであまり融通が効かないんだろうなと察しつつ、世界中のKFCのお客様がこのシステムにイライラしているのかと思うとなんともいえない気分になりました。







