その結果、寝つきがスムーズになり、夜間の深い眠りにつながりやすくなるのです。
不規則な就寝時間が続くと
心血管疾患リスクが26%上昇
体内時計とは、私たち人間の体の機能を一定のリズムでコントロールする働きのこと。
たとえば、眠くなる時間、目が覚める時間、体温や血圧の変化、ホルモン(メラトニンやコルチゾールなど)の分泌、代謝のリズムなど、これらはすべて体内時計によってコントロールされています。
複数の研究では、起床時間を一定にすることが、メタボリック・シンドロームや心血管疾患のリスクを軽減し、体に望ましい影響を及ぼすことも示されています。
2024年に発表されたフィンランド・オウル大学の研究では、起床時間の変動が大きいほど、腹囲、BMI、血圧、血糖値、脂質などの数値が高い傾向が確認されました。
また、同年に発表されたUKバイオバンクという大規模なデータベースを利用して行われたカナダのオタワ大学ジャン・フィリップ・シャプ博士らによる研究では、不規則な睡眠パターンは心血管疾患のリスクが26%上昇するという結果もあります。
同じような研究結果は多数存在していて、これらの研究は、起床時間の一貫性が健康状態に重要な影響を及ぼしていることを示唆しています。
起床時間はできるだけ一定に。
休日でも、起床時間のずれは1時間以内にとどめることをおすすめします。
朝日を浴びた14~16時間後に
眠りホルモンが分泌される
朝起きたら、カーテンを開けて、まずは朝日を浴びましょう。
実は、この朝日を浴びる行為が、夜の「ぐっすり睡眠」につながる大切な習慣なのです。
私たち人間の体には体内時計という仕組みがあり、その周期は24時間10分だとされています。
このままだと1日約10分ずつリズムがずれてしまうことになりますが、朝、光を浴びることで、この体内時計のずれが修正され、24時間周期の社会生活に合わせることができるのです。
朝起きて明るい光を浴びると、眠りをもたらす夜のホルモンであるメラトニンが抑えられ、体は「朝が来た」と認識します。







