日本人の体内時計の周期は1日およそ24時間10分。24時間周期に合わせるために、毎日、光と食事の刺激で体内時計をリセットしています。
脳にある「主時計」は、目を通して入ってきた光を感じて「朝になった」ことを認識しリセットされ動き出します。
一方、末梢組織にある「副時計」は、光に関係なく朝食によってリセットされ動き出します。多くの身体機能は、朝食をいつ食べたのかを目安に、活動期と休息期を決定しているのです。
体内時計のリセットには
タンパク質と炭水化物が効果的
朝食を摂ることで、末梢組織にある「副時計」が活動開始を認識し、体内の各機能が昼間の活動に適応し代謝やホルモンが適切に分泌され、夜の睡眠にもいい影響を与えます。
『ぐっすり!1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』(渥美正彦、徳間書店)
朝食を摂らないと、末梢組織の体内時計が機能を発揮せず、時計の針が狂いやすくなり、結果的に睡眠障害、うつ病、肥満、糖尿病、自己免疫疾患、がんなどの発症リスクが高まることも報告されています。
深くぐっすり眠るために、朝食は欠かせないもの。
体内時計を考慮に入れた栄養学のことを「時間栄養学」と言いますが、近年急速に発展している新しい研究分野であり、新しい知見が発表されています。
朝食による体内時計のリセットには、タンパク質と炭水化物の両方が含まれているとより効果的であることも明らかにされています。







