決算書のたった「2箇所」を見るだけで
10倍株の予兆は掴める
仲村でも、そんなお宝株をどうやって見つければいいんでしょうか? やっぱりプロのような難しい分析が必要なんですか?
小林いえ、実は決算書の「ある2箇所」を見るだけで、そのヒントを見つけることができるんです。
今回のセミナーでは、難しい計算ができなくても、「考え方」さえ分かれば誰でも実践できる方法をお伝えします。具体的には、決算短信の1ページ目にある数字を使うだけです。
仲村いきなり本題に入る前に、基本的な見方を忘れてしまっているかもしれないので、少しおさらいをお願いできますか?
小林そうですね。前回までの第1回・第2回で学んだ知識の中で、今回特に重要になる2つの指標について確認しておきましょう。
「ROE(自己資本利益率)」と「配当性向」です。
仲村出ましたね、ROE。第2回でもやりましたが、「株主から預かったお金(自己資本)を使って、どれだけ効率的に利益を上げたか」を示す指標でしたね。
小林式で言うと「純利益 ÷ 自己資本」です。株主はリスクをとってお金を預けているわけですから、「最低でもこれくらいは利益を出してね」という要求水準があります。
一般的には8%以上が合格ラインと言われていて、最近の上場企業はみんなこの「ROE8%超え」を目標に頑張っています。
仲村そしてもう一つの「配当性向」ですね。
小林はい。これは「利益のうち何%を株主に配当として還元しているか」を示すものです。式は「配当金総額 ÷ 純利益」ですね。
目安としては30~40%程度が一般的です。つまり、稼いだ利益の3~4割を株主に配って、残りは会社の成長のために再投資するというのが標準的な姿です。
仲村この2つの指標が、どうやって10倍株探しにつながるんでしょうか?
小林実は、この「ROE」と「配当性向」という2つの数字を組み合わせることで、「企業の未来の成長スピード」を計算することができるんです。
仲村成長スピードが計算できる……?
小林はい。このあとは、実際に10倍になった企業の決算書を10年前にさかのぼって分析し、彼らに共通していた「ある法則」を紐解いていきます。
【※この記事の続きはこちら】
⇒毎年何パーセントの利益成長が必要?株価10倍を実現する“成長の方程式”【決算書1枚で見つかる10倍株・連続増配株! 第3回:その2】
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