ワインディングで20dの本領を発揮

 河口湖線を降りて、ワインディングに入る。

 ここで20dの評価はもう一段上がる。ディーゼルらしからぬ、という言い方がいちばん近い。重いSUVが重いなりに曲がるのではなく、ちゃんと向きが変わる。鼻先が遅れず、ロールも“怖い方向”に行きにくい。走りの作法は従来通りのBMWである。何しろ2トンに迫る重量ですからね。この挙動は立派である。

 走りは、ディーゼルのおいしいところを残しつつ、嫌味をよく磨いてきた。高速巡航は静かで、音も大人しい。ワインディングはそこそこに楽しく、2トンの重さを感じさせない。そこは称えたい。

新しくなったBMW「X3」のデザインは、押し出しの効いた、岩を切り出したような存在感新しくなったBMW「X3」のデザインは、押し出しの効いた、岩を切り出したような存在感 Photo by F.Y.
BMW X3Photo by F.Y.

 それでは最後にこのクルマの○と×を。