したがって、年末年始など大勢の人と会う時期は、交代勤務を行っている人や不眠を抱えている人は、とくに注意が必要です。
なるべく夜の会合は避け、人と会うときはマスクを着けることをすすめます。
コロナの検査は
起床時に行うと感度が高い
新型コロナ感染が疑われる発熱時などに、医療機関を訪れるよりも前に市販されている抗原検査キットを用いて自分で検査する人もいることでしょう。
抗原検査キットによる検査は短時間で結果が得られますが、医療機関で行っているPCR法より感度はやや落ちます。でも、検査のタイミングを工夫することで精度を上げられるかもしれません。
急性期の新型コロナの患者さんを対象にした最近の臨床研究で、PCR法で評価した唾液や鼻腔ぬぐい液中のウイルス量は、検体を朝起床時に採取したほうが夕方に採取するよりも多いことが明らかにされました。
このことから、PCR法に比べて感度のやや劣る抗原検査キットを用いる場合はなおさら、唾液や鼻腔ぬぐい液を朝起床時に採取することで、感染の有無をより的確に判断できると考えられます。
なお、医療機関で新型コロナと診断されると、咳や喉の痛み、熱など症状に合わせた薬が処方されるほか、重症化リスクなどに応じて抗ウイルス薬(経口薬)や、中和抗体薬(点滴薬)が検討されます。
ワクチン接種に適した
タイミングはある?
ウイルス感染症に対するワクチンの効果は、接種するタイミングによって異なります。さらに、接種した日に十分睡眠をとることで効果アップが期待できます。
たとえば、A型肝炎ワクチンやBCGワクチンは、午前中に接種したほうが午後に接種するよりも血中抗体価の上昇は大きいことが知られています。
さらに、A型肝炎あるいはB型肝炎ワクチンを接種した日に睡眠を十分とらないと、血中抗体価の上昇は小さいことが報告されています。
新型コロナやインフルエンザのワクチンについても、いろいろわかってきています。







