人気上昇の女子聖学院と狙い目の十文字
文京区を取り巻く形でJR山手線沿いにある女子校を最寄り駅ごとに見ていこう。「駒込」駅もしくはJR京浜東北線「上中里」駅が最寄りとなるのが、北区の女子聖学院と瀧野川女子学園である。
1日から4日まで、2科中心の午前と午後で8つの入試回を設けて140人を募集する女子聖学院の志望者数は全体的に上向きで、26年は期待が持てそうだ。「一般」と「一般」へのスライド合格もある「スカラシップ」の2つに区分される。Fランクの1日[1回](69人・2.3倍)と1日午後[2回スカラシップ](89人・2.6倍)は7割増と5割半増の大人気で、2日午後[3回](71人・2倍)も上昇傾向にある。
いずれもGランクである3日[4回](54人・1.8倍)と3日午後[5回](55人・1.2倍)も6割増と1割半増と伸ばしており、4日[6回](29人・1.5倍)は前年並みとなっている。志望者数がごく少ない2日[BaM表現力](14人・1.3倍)と英検4級以上の合格証+2科で行われる4日午後[スカラシップ英語資格利用](3人・1.5倍)の予想は差し控える。
瀧野川女子学園の中高一貫コースは2科中心にいずれもランクの付かない6つの入試回で210人を募集するが、25年の受験者数合計は35人にとどまっている。2科・4科と総合型選抜もある1日[1回](21人・1.1倍)に多くの受験生が集まる。志望者数は全体的に上向いているが、ごく少ないため予想は控えたい。
荒川区にあるGランクの北豊島には、50人を募集する2科の1日[一般](46人・1.2倍)が主力入試となる。また、4科の15人ずつ募集する1日午後[特待1回](27人・1.1倍)、2日午後[特待2回](22人・1.1倍)、5日午後[特待3回](32人・1.5倍)もある。他に、1日午後[英語型][公立一貫型]、自己表現の[プレゼン型]が2日午後と5日午後に行われる。志望者数がごく少ないので予想は控える。
いずれも豊島区にある「巣鴨」駅が最寄りの十文字と「目白」駅前の川村。比較的順調に志望者数が増えていたが、11月になって一挙に減少傾向に転じた。狙い目の学校かもしれない。210人を募集する十文字は、25年の受験者数合計が1094人もいる人気の中位校である。FからGランクに下がった1日[1回](154人・1.3倍)は10月に3割増やして11月に1割減らしている。志望者数はさほど変わらないので、前年並みを維持できるかもしれない。1日午前は英検4級以上の取得を条件に国算2科を課す[英検利用](22人・1.6倍)と作文のみの[思考作文](16人・5.3倍)もある。どちらも志望者数がごく少ないため予想は控える。
Eランクの1日午後[2回](344人・1.8倍)は最多の受験生を集める主力入試回だが、志望者数は微減となっている。Fランクの2日[3回](109人・2.5倍)と2日午後[4回](152人・2.5倍)は2割と2割弱の減少で、緩和傾向にある。国語・算数・理社から2つ選択する3日午後[得意型](169人・ 3.2倍)も微減に転じ、5日午後[5回](128人・2.6倍)は微増となっている。
付属の幼稚園・小学校から大学まである川村は、いずれもGランクで志望者数も1桁なので予想は控える。25年の受験者数合計は57人。国語・算数・英語(英検3級以上は学科試験免除)・自己表現から2つを選択する1日[プレミアム](20人・1.2倍)と国語・算数・英語から1つか2つを選択する3日[セレクト3回](12人・1.5倍)の受験者数が比較的多い。







