続伸する中村、富士見丘の勢いに注目
2科・4科を基本に、江東区の中村は25年に合計594人の受験生を集めている。志望者数は全体的に大きく増加傾向にあり、26年も人気が継続しそうだ。一般入試の1日[一般](119人・2.3倍)は8割増、2日[一般](100人・3.1倍)と4日午後[一般](93人・3.1倍)は4割増と大きく増やしている。
授業料相当額を給付する特待合格(S:3年間分、A:1年間分、B:半年間分)を出す特待入試は、1日午後[特待](138人・3.1倍)と2日午後[特待](100人・3.3倍)に行われるが、微減と1割半増に分かれた。1日[適性検査型](26人・1.5倍)は志望者がほとんどいないので予想は控える。「活動アピール型」と「英語型」がある4日[ポテンシャル](18人・1.5倍)は、少ないながら志望者数が2倍増している。
江戸川区唯一の女子校である江戸川女子は、入試回によって志望者数の増減が分かれている。FからGランクに下がった1日[1回](134人・1.5倍)と2日[2回](72人・2.3倍)は3割半減と4割弱減と大きく緩和傾向にある。3日[3回](64人・2.1倍)は1割弱増となった。最多の受験生を集める1日午後[基礎学力型1回](196人・1.8倍)と2日午後[基礎学力型2回](104人・1.9倍)は、2割強と3割それぞれ増加している。26年は2倍を超えそうな勢いだ。志望者数がごく少ないので予想は控えるが、1日午後[適性検査型](65人・1.4倍)、2日[英語特化型1回](12人・1.1倍)、新設された6日[英語特化型2回]がある。
渋谷区の実践女子学園は25年に1906人もの受験生を集めたEランク主体の人気中位校だが、ここ数年の上昇基調が一段落して、いささか緩和傾向にある。最多の受験生を集める2科・4科の2日[3回](351人・3.3倍)は3割弱減まで緩和しており、26年に3倍を割るか注目される。それに次ぐ2科の3日午後[5回](320人・5.3倍)はDからEランクに下がったが、微減にとどまっている。
1日[1回]は1割減の「2科・4科」(238人・3.3倍)と志望者がごく少ない「思考表現」(24人・1.5倍)の入試区分がある。1日午後[2回]は、「2科」(280人・3.5倍)と「英語資格+国算2科」(85人・1.9倍)があり、1割強減と3割減となっている。2日午後[4回]も同様で、「2科」(279人・3.6倍)と「英語資格+国算2科」(36人・2.1倍)があり、前年並みと1割半減となっている。唯一のDランクである2科の4日午後[6回](293人・4.4倍)は1割弱減とやはり緩和傾向だ。
同じく渋谷区にある富士見丘はGランク主体で、国算2科または3科の「一般」と「英語特別」という各30人募集の2つのコースに区分される。全体的に上向きとなっている。志望者数が比較的多い入試回を見ていこう。最多の受験生を集める1日午後[一般](113人・1.2倍)は5割増と絶好調だ。勢いがあるのは2日午後[一般](25人・1.9倍)と4日[一般](19人・3.8倍)はいずれも7割弱増となっている。他に受験者数が多いのは、第一志望者の受け皿となる1日[WILL](63人・1.2倍)で、志望者数は少ないものの大きく増加基調にある。







