長澤まさみ効果は絶大
BYDの認知度が大幅アップ

 BYDにまつわる3つの素朴な疑問について、同社への取材も踏まえて、解決していきましょう。

 まず、長澤まさみさん起用について。BYDは日本進出後、いかに認知度をアップするかが課題でした。そこで広告会社の博報堂が提案してきたのが、24年から始まったCMを初めとしたキャンペーンです。長澤まさみさんをキャラクターに、「ありかも、BYD!」をキャッチコピーに使うと決まりました。

 長澤まさみさん効果は絶大で、BYDの認知度は23年に20%であったのに対し、24年10~11月には50%にまでアップしたとのことです(BYD Japan調査)。それも同社の名前だけでなく、「米テスラとEVで世界販売台数を競っている中国の自動車メーカー」という事実も知られたと分析しているそうです。

 さて、次はイオンなどでの出張展示会について。1月6日時点で、BYDの販売網は全国70拠点(正規店舗49/準備室21)に拡大していますが、まだBYDの認知度は低いという意識を持っているそうです。もっとブランドを知ってもらいたい、クルマそのものを知ってもらいたいという狙いで、出張展示会を行っているとのこと。BYD本体が主導して行う(全国キャラバンなど)のもあれば、販売店が独自に行うケースもあるそうです。

BYDシーライオン6正面BYDシーライオン6正面 Photo by Yoichi Morohoshi
BYDシーライオン6背面BYDシーライオン6背面 Photo by Y.M.