「6カ月で車を無料で手に入れる」は
実は“突拍子もない話”ではない
私の友人が提案し、実際に私たち2人が挑戦したインポッシブルゲームの例を挙げます。
「6カ月以内に、自分が欲しい車を、無料で手に入れるとあなたの勝ちです。ではがんばってね!」
突拍子もない話に見えて、ルールもゴールも明確ですから、どのような方法があるかとあらゆる角度から考え始めます。
まずは、「欲しい車って何だろう?メルセデス?BMW?いやいや、ミニクーパーなら運転しやすくてちょうどいいかも……?」。欲しい車が決まったら、「無料で手に入れるってどんな状況?ミニクーパーが賞品になっているプレゼントキャンペーンってないかな?」と調べたり。
また、1人で考えていても仕方がないので、オンライン掲示板に、「私は日本人で、日本料理が作れます。私の作る7日分の日本料理と、あなたのミニクーパーを交換しませんか?」と書き込んだりもしました。1人でも応じてくれる物好きな人がいればいいのですから。
さらには、「いや、そもそもこのルールなら、“動くミニクーパー”である必要はないのでは?だったら、スクラップ工場に聞いて引き取ってくればいい?」といったように、さまざまな可能性について考え、どんどん行動に移しました。
多くの人は「そんなことやっても無理!」と確率の低さを理由に諦めがちです。しかし、課題によっては世界に「たった1人がイエス」を言ってくれればいいものもあります。その「1人だけ」を探すと思えば、可能性も見えてきませんか?
夢中で想像力を働かせれば
驚きの結果がついてくる
この「インポッシブルゲーム」には、驚きの結果が待っていました。
ある日私のもとに、その話を耳にした知人から、「車をカーディーラーで用意してるから選びにおいで」と電話がかかってきました。ギフトとして新車をくれるというのです。正直言ってびっくり!その知人は何かを起こそうとする私たち2人に共感したこともあり、面白いから、車を買うお金ぐらいたいした額じゃないので応援するよ、あげるよと言って、インポッシブルがポッシブルになったのです。
このゲームのポイントは、自分にとって不可能に思えていたことでも、夢中で想像力を働かせられる点です。結果、想像力や工夫する力、物事をオープンに考える力がついてきます。







