絶好調が続く「農大第一」、緩和傾向の「明大明治」
最後に触れる国公立の中高一貫校の中で、Aランクの2校を先に見ておきたい。3日の筑波大学附属は約80人を男女ほぼ同数で募集、すでに締め切っている。合格者数は男女62人ずつでそろったため、男子170人・2.7倍、女子184人・3倍だった。志望者数は男子が2割強、女子が3割弱とさらに人気を増している。通学区域指定があり、神奈川県は川崎市のみ、千葉県は浦安市・市川市・松戸市・流山市・柏市が対象となっている。25年の合格者がゼロだった1日[特別枠]はさておき、3日の東京都立小石川[一般枠](男子235人・2.9倍、女子266人・3.4倍)は、160人の募集に対して男子81人・女子79人の合格を出している。16日に募集を締め切った。志望者数は男子が増加傾向、女子が2割半減と分かれている。
ここからは上位校を見ていこう。Bランクの明治大学付属明治は、帰国生含む男女約75人ずつを募集する。26年から共学化して女子の募集も始める明治大学付属世田谷の影響がどの程度出るかは注目点だろう。志望者数ではいずれも大きく緩和傾向にある。2日[1回](男子277人・2.6倍、女子310人・3.4倍)は男女共に2割減、3日[2回](男子156人・4.3倍、女子171人・4.3倍)は男子1割半減と女子2割半増に分かれた。
すっかり上位校の仲間入りをした東京農業大学第一は、男女合わせて約200人を募集する。26年冬に竣工予定の新校舎では理科実験室や図書室なども整備され、ほぼすべての入試回で志望者数が男女共に大きく増加傾向という、26年入試の最注目校となっている。4科の1日[1回](男子104人・4.5倍、女子134人・3.9倍)の志望者数は、Cランクの男子が3割弱、Bランクの女子が5割弱もの増加を示しており、受験者数も大幅に積み増しそうだ。
約85人を募集する1日午後[2回]は主力入試となる。同じ世田谷区にある東京都市大学付属が入試内容をそろえてきた影響が男子受験生にどのように出るかが注目点となる。男子はCからBランクに上がり、女子はBランクとなっている。「算理2科」(男子300人・2.4倍、女子141人・2.2倍)は男女共に微増、「算国2科」(男子174人・2.5倍、女子285人・2.3倍)は、男子が微減、女子が1割弱減となっている。
2日午後[3回]も[2回]と同様のランク状況で、約60人を募集する。「算理2科」(男子240人・2.6倍、女子77人・3.4倍)は男子が1割半で女子は3割半、「算国2科」(男子127人・2.9倍、女子167人・3.3倍)は男子が2割で女子が2割半のそれぞれ増加となっている。4科の4日[4回](男子127人・8.5倍、女子159人・6.4倍)も男子がCからBランクに上がり、女子はBランクという状況で、志望者数は男女共に1割半増とやはり上向いている。







