日本で「生理休暇」が取れるかどうかは
事業者の判断による
米国では生理休暇への議論があまり活発ではなく、企業単位の取り組みが中心となっているようだが、Somedaysという企業が開発した生理痛シミュレーターは、おヒゲが立派でマッチョな男性警官が体験して苦しむ動画(Cop Tries Period Pain Simulator - and it goes exactly as you'd expect (funny)/YouTube)がバズっていたので、見たことがある人もいるかもしれない。
また、インドの大学でも生理痛シミュレーターが使われたことがあるようだ。
このように、生理痛体験シミュレーターはそこまで普及していなさそうである。もっとも近年実践導入された装置でもあるようなので、ここから利用が広がる流れももしかしたらあるかもしれない。
女性の生理痛への理解は国によって様々で、2023年にスペインでは生理痛による休暇を認める法案が可決された。韓国では月1回の生理休暇が認められているが有給休暇ではなく無給である。
日本にも実はある生理休暇だが有給・無給は事業者判断である。生理休暇を請求した人の割合は1997年度に3.3%だったが、2020年度は0.9%に減少していて、認知度の低さや利用のしにくさ(男性上司に申請にしにくい、など)がネックになっていると見られている。
参考) 男女共同参画局 生理休暇の国際比較
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/html/column/clm_02.html
これは生理痛ではないが、慢性疼痛を抱える患者の生活体験をシミュレーションするVRゲームを使った興味深い海外の研究がある。「AS IF」と呼ばれるそのゲームは、慢性疼痛を抱える人々に対して、非患者の共感を高めることを狙って開発されたらしい。
主人公は慢性的な痛みを抱えるおばあちゃんで、プレイヤーはVRゴーグルを装着して1人称視点でこのおばあちゃんになる。グラフィックはリアルで没入感を高めている。







