『今日も明日も負け犬』という映画(21年公開)が、国内各地の上映会、「映画甲子園2021」の国内のみならずハンブルク日本映画祭や全米学生映画祭などで大きな話題になっている。自律神経の不調で思春期の児童・生徒が頭痛に悩んだり朝起きられなくなったりする起立性調節障害という病気と、それに苦しむ当事者の思いなどをテーマにした作品だ。
監督=西山夏実、原作・脚本=小田実里、主演・古庄菜々夏ら2022年卒の筑高現役女子生徒(当時)が中心となって制作した。
吉浦康裕は脚本家、アニメ映画監督だ。
小林真紀子は日本盆栽協会に勤務した経験をもとに、現在はフリーの盆栽ライター、盆栽コーディネーターをしている。筑高を経て明治大農学部卒だ。
国公立大学の合格者数は
全国の国公立高校でトップ規模
筑紫丘高校は、1927年に、旧制県筑紫中学としてスタートした。戦後の学制改革で男女共学になり、1年4カ月だけ筑紫高校を名乗った。1949年には、現在の筑紫丘高校の校名になった。
校訓は「剛健、叡智、創造」。1955年制定の校歌は、詞の中に「筑紫丘」の校名がなく、漢字のみの漢文調表記という点ではユニークなものだ。
地方都市が軒並み人口減に直面しているのとは逆に、福岡市南部およびその周辺地域は当分、人口増が続く見込みだ。1学年は普通科10クラスのほか、1991年開設の理数科が1クラス(40人)ある。理数科は、理科、数学に重点を置いたハイレベルな授業を展開している。
国公立大学に毎年度、大勢の合格者を出している。25年度入試(25年4月入学)では、現役で232人、既卒者(浪人)で62人、計294人にのぼった。この数は、おそらく全国の国公立高校でトップの規模だろう。
1学年が約440人もいる(25年3月卒業生の実数は425人)ことが、もちろんある。だが、現浪合わせた国公立大学合格者比率は毎年度、10人中7人に近い。すこぶる高い比率だ。
25年度には現役、浪人合わせ、地元の九州大に107人が合格し、修猷館高校、福岡高校に次いで3番目だった。東京大3人、京都大8人、大阪大19人、東京科学大4人、一橋大には2人だった。さらに北海道大は7人、九州工大には19人、佐賀大には31人だった。
私立大には延べ人数で、早稲田大15人、慶応大17人、西南学院大145人、福岡大135人、立命館大110人だった。医学部医学科には、国公立大、私学を合わせ28人が合格した。その内訳は、佐賀大6人、九州大3人など。







