「仕事ができないコンサル」を
一発で見破る質問とは?

 3つ目は、「フリーランスコンサルのキャラクター(人となり)を観察する」ことだ。

 経歴や稼働実績が重要なのは確かだが、最終的にはコンサルとの相性がプロジェクトの成否を左右する。どれだけ優秀なコンサルでも、クライアントと全くそりが合わなければ、目覚ましい成果を上げるのは難しいだろう。

 筆者はフリーランスではないが、事業会社から相談があった際は、正式に依頼を引き受ける前に、次のようなスタンスを明確に伝えている。

「私は、実現が難しいご依頼については率直に無理だとお伝えさせていただきます。ですが、折角のプロジェクトですので、深刻になりすぎず、皆さんと一緒に楽しみながら進めたいと考えております。いつでもご連絡ください。」

 こうした姿勢を打ち出すと、筆者の進め方が良いと思った人だけが発注し、そうでない人は発注を避ける。それがお互いのためであり、ミスマッチを未然に防ぐための有効な手段となる。

 クライアント側も同様に、先述した面談などでフリーランスコンサルの人となりを見極め、「この人なら一緒にやっていけそうだ」と感じる人に依頼してほしい。そうすることで、無用なトラブルを防止できるはずだ。

 ここまで述べてきた「3つの方法」を駆使すれば、高いパフォーマンスが期待できそうなフリーランスコンサルを探し出せるはずだ。だが、複数の候補者が存在し、どうしても絞り込みが難しい場合もあるだろう。

 そうした際は、「本当に優秀な人」と「そうでない人」を見分けるための質問を投げかけてみるといい。

「あなたにこのプロジェクトを依頼したら、どのように進めたいですか?」と。

 この問いに対し、連絡や情報共有のルールなど、あまりに細かな要素から説明し始めるコンサルは、物事を俯瞰するセンスに不安が残る。

 一方で、「プロジェクトの最終的な意思決定者を誰にするか」「どのような要素を判断の軸にするべきか」といった根幹をクリアにした上で、ゴールに向けたプロセスの全体像を描けるコンサルは、本当に優秀だと言える。

 会議中の雰囲気づくりに長け、そうした議論をストレスなく進められる人であれば、なおさら申し分ない。