優秀なフリーランスコンサルを見抜く
3つのコツ
1つ目は、当然ながら「過去の経歴を精査する」ことだ。
先ほど、クライアント側は「プロジェクトの要件を明確化すること」が不可欠だと述べた。その要件に合致する経歴を持つ人物を探すのが、コンサル選びで失敗しないための定石となる。
仮にそれが新規事業開発だとすれば、大手ファーム在籍時や独立後に新規事業の開発支援で活躍し、クライアントの新規ビジネスを軌道に乗せた実績があるコンサルが望ましい。こうした人物を探せることが、フリーランスに依頼する利点である。
大手ファームの場合、会社として特定の分野に強みがあり、担当のディレクターやマネージャーが実績豊富でも、現場に来る実働部隊に専門知識がないケースは珍しくない。
頼みの綱であるディレクターやマネージャーも、基本的には複数のクライアントの案件を兼務する多忙な身だ。個々の案件を細かくマネジメントするのは難しいため、複雑な案件になればなるほど、実働部隊の知識不足が浮き彫りになる。
一方、フリーランスコンサルの場合は「本人が実働部隊」である。経歴に偽りがなければ、大手で起こりがちな「看板と実力のギャップ」が生じるリスクを解消し、現場で高いパフォーマンスを発揮できる人材をアサインできる。
2つ目は、「仲介会社での稼働実績を調べる」ことだ。
仲介会社が紹介するフリーランスコンサルの中には、単に登録しているだけで、その会社経由での仕事をほとんど受けていない人も多い。
そうした場合、たとえ経歴が立派でも、そのコンサルが実際に稼働してくれるかは不透明だ。だからこそ「その仲介会社経由での稼働実績があるのか」「クライアントからの評判はどうだったのか」といった点を確認すべきである。
仲介会社に紹介されたコンサルが、他の案件で稼働した実績がなければ、依頼には慎重になったほうがいい。







