森 泰一郎
コンサルティング業界では、社員の資質・能力が社内で厳格にジャッジされ、基準に満たない人物がプロジェクトから「干される」こともある。そうした崖っぷちのコンサルの中でも、マネージャーに自分を売り込んでプロジェクトに戻れる人と、そうでない人に明暗が分かれている。両者の差はどこにあるのか。

今の日本では高齢化が急激に進んでいるが、実は葬祭関連ビジネス市場は縮小傾向にある。「亡くなる人が多い」という状況をチャンスに変えられる企業と、そうでない企業で明暗が分かれているのだ。両者を分ける境界線はどこにあるのか。「大手葬儀社の年収」などの裏事情と合わせて、「実家が葬儀会社」の経営コンサルタントが解説する。

関わっている企業の具体名は伏せるが、昨今はコンサルティング業界でプロジェクトの“炎上”が目立ち始めた。優秀な人材が集まっているはずのコンサル業界で、今何が起きているのか。「失敗しないコンサル選び」と合わせて、独立系コンサルの現役経営者が解説する。

今の日本では少子高齢化が急激に進んでいる。だが、亡くなる人が多いにもかかわらず、実は葬祭関連ビジネス市場は縮小傾向にある。そして、勝ち残る葬儀屋と潰れる葬儀屋の間で明暗が分かれている。両者の差はどこにあるのか。また、昨今は淘汰が進んでいるものの、遺族に不利な条件を突きつける葬儀屋にはどんな特徴があるのか。「実家が葬儀会社」の経営コンサルタントが提言する。

コンサルファームの中途採用を受けるに当たって、出身校の偏差値が高いに越したことはない。だが、「難関校以外」の出身者にもチャンスはある。面接で人事が見ているポイントと、「この人は仕事ができる!」と思わせる方法とは?独立系コンサルの現役社長が徹底解説する。

年収アップやキャリアアップを夢見て、他業界(事業会社)からコンサルティング業界への転職を考えている人は多いだろう。だが実際は、未経験で飛び込んできたコンサルの中でも、明暗がくっきりと分かれている。ある人は、さまざまなプロジェクトから引く手あまたで大活躍。ある人は、結果を出せずにくすぶっている。両者の命運を分けたものは何だったのか。独立系コンサルの現役経営者が徹底解説する。

コンサルティング業界でのキャリアに限界を感じたり、新たな挑戦に興味を抱いたりといった理由で、事業会社に転職するコンサルが増えているようだ。だが、転職に踏み切った「元コンサル」の中でも、明暗がくっきりと分かれている。ある人は、責任者として大活躍。ある人は、「賢いけど使えないね」と総スカンを食らっている。両者の運命を分けたものは何だったのか。独立系コンサルの現役経営者が徹底解説する。

コンサルティング業界に「キラキラした」印象を持っている人がいるかもしれないが、実際はそんなことはない。コンサルの資質・能力は社内で厳格にジャッジされており、基準に満たない人物がプロジェクトから「干される」こともある。その上、「仕事のない社員」を指す業界用語まで存在する。一般的なイメージとは裏腹な厳しい内情を、独立系コンサルの現役社長が解説する。

昨今のコンサルティング業界では、大手ファームにおける「サービスの質」に大きな差が生まれづらくなっている。「戦略系」「総合系」「IT系」など、各社の強みが分かれていたにもかかわらず、こうした状況に至ったのはなぜなのか。クライアント側は、どのようにして依頼先を決めればよいのか。独立系コンサルの現役経営者が解説する。

スライドの作成能力が高く、一見すると優秀そうだ。ところが、いざプロジェクトが始まると、クライアントに価値を提供できない――。残念ながら、ビジネスの世界にはそうしたコンサルが確かに存在する。クライアント側は、どうすればコンサルの「本当の実力」を見極められるのか。コンサル側は、どうすれば「パワポ職人」にとどまらず成長できるのか。独立系コンサルの現役経営者が解説する。

人々の縁を結んで幸せにするはずの、結婚相談所の倒産が急増しているという。新型コロナウイルス禍が落ち着き、「対面での婚活」が再開したにもかかわらずだ。その背景には「マッチングアプリの台頭」「価格競争の激化」があると指摘されているが、本当にそれだけなのか。独立系コンサルの現役経営者が、さまざまなデータをひもときながら真因を究明する。

コンサルティング会社と契約し、戦略立案や業務改善を依頼しても、そこから伸びる会社と伸びない会社で明暗が分かれる。同じようにコンサルの助けを借りているにもかかわらず、何が勝敗を左右しているのか。コンサルとの定例会議におけるコミュニケーションに着目すると、そのポイントが見えてきた――。

コンサルティング会社と契約し、戦略立案や業務改善を依頼しても、そこから伸びる会社と伸びない会社で明暗が分かれる。同じようにコンサルの助けを借りているにもかかわらず、何が勝敗を左右しているのか。コンサルに依頼するときのコミュニケーションに着目すると、そのポイントが見えてきた――。

YouTuberとして黎明(れいめい)期から活躍するマックスむらい氏をご存じの方は多いだろう。ゲーム関連動画の配信を得意とし、チャンネル登録者数は140万人超に上る。だが、むらい氏が経営するゲームメディア会社AppBankは業績不振に陥っており、決算書には「疑義注記」が記されている。つい先月末にも社員のリストラを発表したのだが、その理由が「極めて異例」だった――。

経営コンサルティング会社の倒産が過去最多となった――。東京商工リサーチが2023年12月頭に発表したレポートがビジネス界を騒がせた。「DXバブル」などで業界が盛り上がり、個人経営のコンサル会社にも案件が殺到していると思われていたのだろう。だが実際は「経営を助言する側」が経営不振に陥っていたのだ。現在、業界内で何が起きているのか。独立系コンサルの現役経営者が「自己分析」する。

2020年にメタバース参入を発表し、翌年にバーチャルイベント事業を開始――。先進事業を積極的に展開し、有望銘柄として期待を集めたITベンチャーのシャノン。だが、ふたを開けてみると、メタバース事業の売上高は参入当初の計画を大幅に下回り、減損損失を計上。同事業に足を引っ張られ、全社の業績も営業赤字・最終赤字に沈んでいる。新しい市場に比較的早く参入したにもかかわらず、なぜ同社は「先行者利益」を得られなかったのか。

東証グロース市場に今春上場したばかりのITコンサルティング企業・モンスターラボホールディングスが、2023年12月期の通期業績予想を大幅に下方修正した。上場1年目の企業が目標を達成できないケースは珍しい。上場時に1075円だった株価は、8月末時点で約3分の1に減少している。不振の理由を探るべく決算資料を読み解いていくと、他社では聞いたことがないような理由が記されていた――。
