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鈴木亮平主演ドラマ『リブート』(TBS系列)に出演した、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏の、バラエティーでは想像できない落ち着いた演技が話題となった。芸能界では、芸人と俳優を行き来する、または芸人から俳優に転じた例は少なくない。代表的な〈俳優芸人〉〈芸人俳優〉とその魅力を振り返り、津田が俳優として成功する可能性を探ってみたい(敬称略)。(ライター 橋本未来)
ダイアン津田はゴイゴイスー封印
〈俳優芸人〉〈芸人俳優〉の魅力とは
1月から始まった鈴木亮平主演のドラマ『リブート』で、ダイアン・津田篤宏は、横領の疑いを掛けられた裏組織の幹部役で出演。わずか1分少々の出演シーンだったが、恐怖で手が震え器にスプーンがカチカチと当たるシリアスな演技が印象的で、SNSでは「意外と違和感がなかった」などの好評を得た。
津田篤宏 Photo:JIJI
普段のバラエティーでは感情むき出しで声を張り上げ、「ゴイゴイスー」のギャグで暴れまわる芸風でおなじみの津田だが、このドラマではその魅力を封印しながらも強烈なインパクトを残したことは間違いないだろう。
こうした違和感のない演技をこなせる〈俳優芸人〉〈芸人俳優〉の中で、とりわけコントを主体とする面々は、普段から演じ慣れているせいか技巧派として活躍するケースが実に多い。人気作品に出演を重ねるドランクドラゴンの塚地武雅をはじめ、深夜ドラマ『心霊内科医 稲生知性』で主演を務めたシソンヌのじろう、もはや俳優としての活動を中心とするラーメンズの片桐仁などがその代表と言える。
塚地武雅 Photo:JIJI
シソンヌのじろう Photo:JIJI
一方、漫才師の場合は、その演技が色々な意味で話題となることもある。近年では例えば、反町隆史主演のドラマ『グレイトギフト』(2024年/テレビ朝日系列)の主要キャストに抜擢された、見取り図・盛山晋太郎の“関東弁”が注目された。
盛山晋太郎 Photo:JIJI
盛山は病理医の役柄で、知性的なせりふを関東弁で繰り出した。しかし、本来はコテコテの関西弁のイメージが強いだけに、シリアスなシーンになればなるほど、そのギャップは際立った。ある意味で、盛山の演技が強いインパクトを残したドラマといえるだろう。







