特に「がん診断給付金は補てんされる金額に含めない」ということは、残念なことにほとんど知られていない。診断給付金は50万円、100万円など多額なケースがほとんどなので、間違えて補填される金額に含めてしまわないようにしたい。
◆公的介護保険の自己負担額も医療控除の対象となる
生計を一にしている家族が公的介護保険を利用していたら、介護サービス費の自己負担額も医療費控除の対象となる。
医療費だけだと足切り額の10万円を超えるほどかからない家庭でも、介護サービスの自己負担額を合わせると結構な金額になり、医療費控除の対象となるかもしれない。介護サービス事業者の領収書を集計してみることをお勧めする。
医療費控除で損しないための
最終チェックポイント!
最後に失敗しないためのチェックポイントを見てみよう。
□ マイナポータル連携に反映されていない医薬品や歯科等の自由診療の医療費を入れ忘れていないか
□ 補てんされる金額は医療費を超えていないか
□ 家族の介護費用の自己負担分を入れ忘れていないか
医療費の領収書が細々多数あるなら、作業が大幅に軽減されるマイナポータル連携は使える。ただし、取り込まれるのは「医療費の支払額」だけで、エクセルの「医療費集計フォーム」に反映されないし、「補てんする金額」が自動で調整されるわけでもない。
マイナポータル連携、エクセルの「医療費集計フォーム」、どちらの方法を使っても、最後に必要なのは“人の判断”となることをしっかり覚えておきたい。







