夫が1年間の育休を取得、産後の1カ月は完全に休めた

 一番大きいのは夫が1年間の育休を取ったことだ。妊娠がわかった日の数時間後、夫は育休を取ると宣言した。私の両親は九州に住んでいて頻繁に上京できない上、母は脳梗塞の後遺症で思うように体を動かせない。夫の父はすでに他界しており、義母も持病があって育児のサポートは厳しい。

 ワンオペで頑張っているお母さんはたくさんいるけれど、発達障害というハンデのある私に、赤ちゃん育児のワンオペは難しすぎる。

 育休は、ただ取得するだけでは意味がない。家事がまったくできない人もいるので、事前に家事や育児ができるようになっておく必要がある。

 幸い夫は家事が一通りできる。産後1カ月は悪露(おろ)があったり、縫った会陰(えいん)が痛かったりして、体がボロボロだった。病院でも助産師さんに「1カ月間は、授乳以外のお世話はほかの家族にお願いしてください」と言われていた。

 そのため、夫は毎朝掃除機がけと拭き掃除をして昼食を作り、夕飯の買い物に行き夕飯の準備をし、夜に洗濯をしていた。本当に私は産後1カ月間、2週間に1回の外来と1カ月健診以外で外出することはなかった。あまりの引きこもり生活に、「近所のスーパーでいいから出かけたい!」思うほどだったが、とても助かった。

完全ミルク育児で7~8時間の睡眠時間を確保

 生後間もない赤ちゃんのお世話で多くのお母さんが大変なのは、昼夜関係ない授乳による睡眠不足。特に新生児期は2~3時間おきの授乳なので、今までのように7~8時間続けて寝ることなどできなくなる。

 母乳は消化が良いので、すぐに赤ちゃんのお腹がすいてしまう場合もある。対してミルクは消化に時間がかかるため、3時間以上空けるよう助産師さんに言われていた。完全ミルク育児にすれば少し多く睡眠を取れるし、夫と交代で赤ちゃんの世話をすれば7~8時間通して睡眠を取ることもできるのだ。